カナリヤです㊲

こんにちは、カナリヤです。 今回も、私のコメントを掲載させて頂きます。 入学して2ヶ月半ほどが経ち、新しい環境にも慣れてきました。 クラスメイトの名前と顔もだんだん一致し、充実した生活を送っています。 また反対に、私がクラスメイトの名前を覚えてきたのと同じように、クラスの人達も私の名前を覚えてくれています。 まさか、名前を知ってくれているとは思わなくて、驚いたことも何回かあったのですが、それとは反対に「私の存在がここにはあるんだ」と実感も持てました。 正直言って、中学校には私の存在はなかったと思います。 クラスの名簿には名前は載っていても、”私”は存在しなかったと思います。 もしかしたら、それが分かっていたからこそ、余計中学校に対して”嫌だ、行きたくない”という気持ちが湧いてきたのかもしれません。 あの時は、中学校に行く前日の夜から学校のことを考えて、”嫌だ”と思いながらも何とか中学校に行く準備をしていたと思います。 そして、次の日の朝目を覚まして、”あぁ、朝になっちゃった”、”今日は中学校だ”、”起きないと間に合わない”、”でも、やっぱり嫌だ”と布団の中で葛藤していた気がします。 しかし、結局布団から出て、なるべくゆっくりと母の元に行き、行きたくないオーラを出すと、大体母に怒られて泣きながら準備をしたと思います。 重たい腰を上げて、制服を着たらもう逃げられないと思いながらも、なんとか袖を通し、やっとの思いで鞄を背負い、時間が経って欲しくないと思っても、やっぱり時間は進むものなのですね。 結局家を出る時間になって、自転車で中学校に行く場合は、これまたキコキコと効果音がつくくらいゆっくりこいで、少しでも中学校に着くのを遅らせようとしていたと思います。 でも、いずれにしても自転車は前に進んでいるので中学校に着きます。 “中学校の敷地に入ったらもう逃げられないな”と考えながら、私の目には真っ黒に染まる中学校の敷地に入ります。 車で母に送って貰う場合は、中学校に行く途中の道の信号で”赤になれー、赤になれー”とこれまた中学校に行くのを遅らせるために何度も願った気がします。 でも、車も自転車と同様前に進んでいるので、いずれ中学校に着きます。 しかし、車は母が運転しているので、なんの躊躇いもなく中学校の敷地に入ります。 そして、車は止まり、私は母に引っ張られながら渋々車を出ていた気がします。 その後、どうしても教室には行きたくなくて、なんとか保健室にいたと思います。 でも、保健室では給食は食べられないので、いずれにしても教室に行きます。 “だったら、教室に行かないで家に帰るか”。そう考えたこともあった気がします。 しかし、”家に帰っても、お母さんには連絡が行く”、”だったら、教室に行った方がマシなのかな”、”でもな・・・”。と考えて、結局ゆっくりゆっくり教室に歩いていったと思います。 私自身、この頃の記憶があまりないのであやふやな部分はありますが、施設に入る前の中学時代はこんな生活を送っていた気がします。 しかし、今は違います。 きちんと思い出が自分の中に残っています。 そして、嫌々ではなく、自分の意思で朝起きて、自分の意思で学校に登校しています。 今は、”普通の学生”を出来ています。 中学三年間。 人とは違う生活を送り、一般の中学生ではなかったと思います。 しかし今、その中学三年間も取り返す勢いで生活しています。 生きています。 そう考えると、あの中学三年間の出来事が今の私の中でいきているのですね。 あの3年間がなければ、今の私は存在していないかもしれません。 今の私の生活は変わっていたかもしれません。 そのため、私は決してあの中学三年間を悔いていません。 私自身、たくさん得るものがあり、たくさん学べたからです。 そしてそれが今の自分に、未来の自分に繋がっていきます。 前に掲載させて頂いた通り、この世界に失敗はありません。 失敗をどう活かすかが大切だと思います。 私は、中学三年間の出来事を失敗ではなく、これからを生きる自分のため、周りのために役立たせて行きたいと思っています。 最後に、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。 少しでも、読んでくださった方の光になれた、光栄です。 長文、失礼致しました。

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